前ボケ後ボケ

「ジジさんの記事は実用性もありつつ、面白おかしく読めるのが良いですw」とか、「ぶっちゃけ時折出てくるジジさん節のために読んでますw」なんて暖かくて嬉しいお便りを頂くのですが、ジジ節ってなんでしょうね。いや、そもそも、

ジジは常に大真面目な記事しか書いてないんだけど、いったいどういうことなの…。

と、困惑する気持ちもチラホラとあったりなかったり。
(記事を執筆しているときは常にゴルゴ13並の真顔です)

今から書こうとしている記事も大真面目な上に、たいして詳しくもない写真の話なので、300%くらい望まれていない記事な気がしてきたんですが、なんかもう書き始めちゃったからいいよね…。許してね…。

と、いうことで、写真撮影における「ボケ」のお話。



一眼レフとか、お高めのデジカメを購入する動機として、「被写体がクッキリして、背景がボケた写真が撮りたい」という気持ちは少なからずあるんではないかと思います。

特にラブドールの撮影を考えたとき、中には背景をボカすことで、散らかった部屋を誤魔化せるかもなーんて考えちゃう人もいるかもしれません。…はい、ジジのことです。

で、背景ボケについてググったりして調べると、まず、

  • 絞りを出来るだけ開く(=F値を小さく)
  • 望遠で撮る
  • 被写体に出来るだけ近づく
  • 被写体と背景を出来るだけ離す

こんなようなことが書かれているんじゃないかと思います。ジジはこれを読み、実践しようとしてほとんどパニックになりました。

だって、「望遠で撮る」ことと「被写体に近づく」ことって相反する事柄じゃないでしょうか。それでもなるべく言われるとおりにして、ズームをすると今度はF値が勝手に大きくなるんです。

レンズによって異なりますが、焦点距離18-55mmのF3.5-5.6のレンズだとしたら、望遠側(=最大ズーム)にしたときの開放F値はF5.6なんです。F3.5まで小さくするのは広角側(=全くズームしない)にしないといけない。望遠が優先なの?それともF値が優先なの?と更に混乱します。

そして調べていくと、どうやら単焦点レンズというズーム機能のないレンズがあり、F値が小さいレンズがあるとか。なるほど、綺麗な背景ボケを撮るためにはレンズを交換しなきゃならないのかー、とレンズを物色するも
カメラのレンズって本体より高ぇじゃん

これはあれか、プリンター本体は安く売ってインクで儲けよう、とか、ゲーム機本体は原価割れで販売してゲームソフトに利益のせよう、とか、そーいう逆ざや的な何かなのか、と思わず勘ぐってしまいました。

しかしそんな疑心暗鬼の中、Canonの「EF50mm F1.8 II」という実売8,000円くらいの安価な単焦点レンズを見つけました。おぉ、これで背景ボケ写真が撮れる!!と喜んだのも束の間、当時私の手元にあったのは PENTAX K-x という一眼レフ。CanonのEFマウントとは異なるKマウントのため、このレンズを付けることはできません。一応、変換アダプターもあるにはあるみたいですが、これまたレンズと同等のお値段。
やってらんねぇ (ノ゚⊿゚)ノ



・・・でもマテよ。いっそ、PENTAX K-x を売却して、そのお金+αで中古の Canon EOS Kiss X4 あたりを買えば、背面液晶も3インチと大きくなるし、良いんじゃないだろうか、と中古を物色しはじめるジジ。そしてその翌日、
なぜか手元に新品の Sony NEX-C3D が。

いやぁ、通販って怖いですね。EOS Kiss X4と単焦点レンズをそれぞれ買うよりも単焦点レンズとズームレンズがセットになってるNEX-C3Dのほうが楽じゃまいか、とポチっとカートに入れてしまったわけです。

そしてその結果。



コンデジ:OLYMPUS XZ-1 (焦点距離 35mm換算28mm F1.8)
リップロップTYPE-130RX-V


ミラーレス一眼:Sony NEX-C3D (単焦点レンズ 35mm換算24mm F2.8)
リップロップTYPE-130RX-V


結論:ジジにはコンデジで十分


一応、XZ-1よりも背景がボケましたが、それよりも限られた撮影スペースでズームが使えないことと、F2.8で四隅が暗くなる点が不便すぎてとっとと売却してしまいました。もっとしっかり使い込めば評価も変わったとは思うんですが、値下がりする前に売ってしまえーという感じです。
※F値を小さくすると四隅が暗くなる現象はどのレンズでもあるのですが、NEX-C3Dはその補正が弱いのかなーと思いました。

ちなみに、狭い部屋の中でズームなんて、と思う方もいらっしゃるかもですが、焦点距離が長くなる(=ズームアップ)と被写体が大きく、背景は狭くなるため、写したくない背景をフレームアウトさせることが出来て便利なことがあります。もちろんパソコンに取り込んだ後にトリミングすればいい話ではあるのですが、質より量で撮っているため、出来る限り無加工で済ませたいのです。

ジジのような面倒くさがりでない場合は、焦点距離による画角の違いを踏まえた撮影をするともっと可愛く、楽しく撮影できるかも知れません。例えば・・・

等身大を出すのが面倒なので1/6ドール登場
ころん
※光を分散させるため、ダイソーで買った2枚100円のスチレンボードを4枚置いています


Sony DSC-RX100で撮影
光学3.6倍ズーム(35mm換算100mm F4.9)
ころん
ズームなし(35mm換算28mm F1.8)
ころん



・・・というように、ドールを1mmも動かしていないのに、焦点距離の違いで見え方がぜんっぜん違います。ちなみに、DSC-RX100はコンデジにしては大きく明るいレンズとセンサーのおかげか、焦点距離28mm F1.8で↓このくらいのボケ具合が出せます。

左:ピントを顔に           右:ピントを足裏に
ころん ころん
※等身大ドールでこのくらいのポージングが手軽にできる日が来るといいですね




まぁ、でもピントを合わせるなら、顔でも足裏でもなく、












ころん




パンツよね



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