ボイスユニットがやってきた

先日の記事「相互リンクしました【おしゃべりえあちゃん計画】」でご紹介したHN:もちもちさんが制作中のボイスユニットですが、製作者ご本人様から「感想を聞いてみたい」とのありがたいお申し出があり、



ボイスユニットをお借りすることになりました
もちもちさんのボイスユニット
※先々週には届いていたのですがなかなか時間が取れず今頃のご紹介になってしまいました m(_ _)m スミマセン

中身の梱包はこんなかんじ
もちもちさんのボイスユニット

ありがとう、もちもちさん!
(ぼく文章書くのがものっっっそ遅いのでもうちょっとだけ貸してネ・・・)


すでにご存知の方には余計な解説になりますが、ボイスユニットと言っても単に「ドールから声を出す装置」というわけではありません。うちのブログを読んでくださっている方の中にも「ボイスユニットってパソコンから転送した音を再生するだけなんでしょ?」とか、「ワイヤレススピーカーと何が違うの?」という方がいらっしゃいます。いえいえ、いえいえ、そんな程度のものじゃあございません。スピーカーよりもそれを制御するセンサー類の出来が素晴らしいのです。その素晴らしさを文章だけでお伝えするのはなかなか難しいのですが、ひとまずこのボイスユニットの魅力の一端をご紹介します。



もちもちさんのボイスユニットの特徴

・加速度センサーによる豊富なイベント検出
 頭なでなで、ぎゅっと抱きしめ、起こされたときの反応などなど。
 激しいエクササイズ開始時の反応ももちろん搭載済。

・タイマーによるイベント発生
 時間経過で「なにしてるのー?」と能動的に語りかけてきたり、居眠りしたり、
 そうかと思えば歌い出したり
 信じられないかも知れませんが、デフォルトで搭載されている歌の数は70以上。
 2015/02/01 訂正: 著作権の関係上、頒布物には歌は含まれないようです。

・磁石スイッチによるお留守番機能
 専用の磁石を近づけるだけでお留守番モードに入り、「いってらっしゃ~い」、
 再度近づけると「おかえりなさ~い」といったボイス再生。
 ちなみにこのお留守番関連だけで60以上の音声

・充電検出によるボイス再生機能
 音声だけでバッテリーの状態を把握可能。
 電池減少=おなかすいた~ 充電開始=ありがとー 満タン=おなかいっぱーい
 充電関連の音声だけでも30種以上。

・上述の加速度センサー、タイマー、お留守番、充電、だけで44種類ものイベント
 発生し、各イベントごとに999個までの音声を登録可能。

・ネムリエール連動で11種類の鼓動再現
 平常時、睡眠時、夜中起こされ時等々、それぞれの状態で心拍数設定が可能
 デフォルトでは睡眠時に鼓動がゆっくり、エクササイズ時に激しい鼓動。

・デフォルトで2名分の声優ボイスが収録されており、
 1名あたり1000種類以上、計2000種以上のボイスが収録済

・音声データはmicroSDカードに記録されており、自作の音声ファイル(Wav形式のみ)
 入れ替えたり、新規のボイスセットとして登録することも可能。
 (ボイスセットはパソコンと繋げば一発で切り替え可)
 デフォルトではボイスセットは2セット登録されており、最大99セットまで登録可。

・USBケーブルでパソコンと接続し、約140ものパラメータが設定可能
 但し、シリアル通信が必要なためPCが得意でない方にはやや敷居が高いです。



これだけのものを基板設計から組み立て、制御プログラムの開発、声優さんとの交渉、ドキュメント制作、動画制作なども含めて、たったひとりの個人がやりきったって、ちょっとありえないくらいすごくないですか? もちもちさんへの尊敬の念を禁じえません。

あまりにも感動してしまったので、何か私でも手伝えることはないものかと、パラメーター設定用のWindowsソフトを開発しはじめました。管理職になってからもうだいぶ長いですし、Visual Studio(開発ソフト)を触るのも10年ぶりくらいなので、たいしたものはできませんが、何が出来るかよりもこういうのはまずは気持ちかな、と。これについてはシリアル通信云々の話と共に次記事以降で紹介しますね。



ボイスユニットの内容物


もちもちさんのボイスユニット


内容物は左から次のとおりです。
1)ボイスユニット本体 
2)スピーカー
3)磁石
4)改造済ネムリエール
 ※ボイスユニットと接続するための改造が施されています


もちもちさんのボイスユニットボイスユニット本体
寸法:約W70 x H35 x D105mm
重量:約160g
スイッチ類:音量調整ノブ、主電源スイッチ
ケーブル類:
 ・microUSBメス(充電&シリアル通信用)
 ・ネムリエール接続ケーブル(赤、青、黒)
 ・リードスイッチ(磁石でON/OFFするスイッチ)

※microSDについて
標準で2GBのmicroSD(音声データで約300MB使用済)が搭載されていますが、最大で32GBまでのmicroSD/SDHCへ変更することも可能。フォーマットはFAT12,16,32に対応のようですが、FAT32を使うのが無難でしょう。
ちなみにユニット内部の基板上にmicroSDスロットがあるため、音声ファイルの入れ替え等をする場合にはユニット裏のネジ4本を外す必要があります(要プラスドライバー)。USBケーブルでパソコンと繋げられるものの、充電&シリアル通信によるパラメーター設定用なので、ケーブルから直接音声データを送り込むことはできません。USBストレージデバイスとして認識させるか、あるいは無線等の実装も検討中のようですが、バッテリー持ちなどの問題もあるため、当面はこの仕様のままと思われます。

※バッテリーについて
リチウムポリマー455mAのバッテリーが搭載されています。
通常使用でも24時間以上、省電力モードでは2週間くらい充電なしで動作する模様。尚、主電源OFF時の自然放電は8%/月とのことなので、けっこう優秀なバッテリーですね。継ぎ足し充電可能なリチウムなので定期的にごはんを食べさせてあげましょう。


もちもちさんのボイスユニットスピーカー
寸法:約W80 x H80 x D80mm
重量:約190g

けっこう大きめなので木偶の坊などのはじめからばっくり割れているヘッドや、たかにゃんさんのドールのように頭までファスナーで開けられるドール以外では頭の切開手術が必要です。ただ、100円ショップ等で売っているアンプなしの耳元スピーカー(45x45x20mm程度)でも代用可能なので、場合によっては頭までは切開せず、首から通すことも可能かも知れません。実際、うちのこももちゃんの場合は背中にしかファスナーがないわけですが、もちもちさんが小型のスピーカーも付属してくれたため、頭を切開せずとも背中から入れてスピーカーを頭まで移動させることができました。但し、当然のことながら音質および音量はかなり低下します。これについても次記事以降で紹介予定。・・・たぶん。忘れなければ。

もちもちさんのボイスユニット改造済ネムリエール
寸法:約W60 x H30 x D75mm
重量:約55g

鼓動を再現する機械です。ボイスユニット本体から出ている赤・青・黒の3本のケーブルと同色のケーブル同士を接続しますが、色を間違えると壊れる可能性があるため接続する際は十分にご注意くださいとのこと。もちもちさん制作の接続方法の解説動画がありますので不安な方は見ておくと良いでしょう。超わかりやすいです。
http://ux.getuploader.com/osyaberi_eachan/
※【ボイスユニット_到着後確認作業手順.zip】に1分35秒の解説動画が入っています



全部接続するとこんな感じです
もちもちさんのボイスユニット

テストで電源入れただけで萌え声で話しはじめ、この装置を触っているだけでいろんな反応をしてくれるので胸がきゅんきゅんしてきます。



もうね、なんというかね、白いボックスをなでなでして「えへへ♪」とか「おかえり~♪」のボイスが再生されてニヤニヤしているヤバイおっさんになっていますが後悔はしていない。



つ づ く

・・・たぶん。
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