WMDolls製ボディとオリエント製ヘッドの接続ジョイント

気がついたらもう3月ですよ!!
時の立つのが早すぎてヤヴァい。この前年賀状書いたばっかじゃん!それがもう各社決算期でてんやわんやの状態ってなもんで。はい、うちも面倒な事務処理手続きが溜まっていて、処理待ちの書類を横目にARTE132のお尻をなでなでしています。



さて、本日は「祝・お迎え【MUCKさんちのWMDolls140】」でもご紹介させて頂いたMUCKさんから、なんと自作ヘッドジョイントの完成報告が届きましたので紹介させてください。

■MUCKさんからのメッセージ一部引用
WMDolls製ボディとオリエント製ヘッドの接続ジョイントが完成しましたので、連絡してみました。
結果的にイマイチなので、ブログアップするかどうかはジジ様にお任せします。


そうかー、失敗しちゃったのかしらー? でも失敗例とか情報共有するのも有益よねー、なんて思いながらメールをスクロールしていくと…



MUCKさんの切削作業風景
MUCKさんのWMDolls-オリエントヘッドジョイント MUCKさんのWMDolls-オリエントヘッドジョイント

aa_buu.png


なんだこれwwwなんだこれwwwwww
予想外に本格的過ぎて腰抜かすところでした。ぼくウン十年前は航空工学科というところにいたので、溶接や切削作業自体は経験あるのですが(授業で真鍮削ったり)、それはとても個人所有するレベルの大きさではありませんでした。旋盤をお持ちとは聞いていたのですが、こんな本格的なモノとは…。なんかもうヘッドジョイントどころか、その気になれば骨格開発できそうですよね。

まったく、等身大ドーラーは年齢層が高いだけに謎の高レベル技術を持っている方が多いから油断なりません。

なお、結果的にイマイチの理由は、WMDollsボディ側のネジ穴が不良ネジで、JIS規格のサイズに合わず、途中までしか入らなかったため、とのことです。なるほど…そんなことがあるのですねえ…。さすが中国クオリティ。

このレベルの設備を持っていて参考にできる方がどのくらいいるのかわかりませんが、過去にも「これ誰得記事なんだろ…」と不安に思いつつ投稿した記事に感謝の拍手コメントが届いたり、予想外のことはいくらだってあったので、今回もその勢いで掲載しちゃいます。なにより、ぼくが個人的に「ちょっと奥さん、こんなスゲェことする等身大ドーラーがいるんですよ!」と言いたい。世界に向けて叫びたい。

(以下、MUCKさんからのコメントをそのまま掲載させて頂いております)


MUCKさんのヘッドジョイント製作工程

MUCKさんのWMDolls-オリエントヘッドジョイント17mmの真鍮の丸棒です。19mmあれば、もっと良かった。
MUCKさんのWMDolls-オリエントヘッドジョイント長さ25mm、ネジサイズ16mm、ネジピッチ2.0mmのネジ部を作成。
MUCKさんのWMDolls-オリエントヘッドジョイントネジの根元を六角に加工。スパナで取り付け、取り外しがし易いようにと加工しましたが、後で要らない事に気付き削りました。
MUCKさんのWMDolls-オリエントヘッドジョイントオリエント製と同様に15mm角に加工。合わせて、フックの受け部分を切削。中心位置は上から16mm。
MUCKさんのWMDolls-オリエントヘッドジョイント
MUCKさんのWMDolls-オリエントヘッドジョイント
完成部品。
六角加工をしてしまった為に、四角部分の根元がちょっと削れています。少し、失敗と言って良いでしょう。
後述のヘッド内部を見ても分かると思いますが、先の部分の丸溝は無くても良いです。と言うか要らないかナ。
複雑構造に見せる為か、見た目を意識したのか
(イータさんも付けていませんよネ。)  

補足説明


MUCKさんのWMDolls-オリエントヘッドジョイントヘッドの蓋を外して、中身の状態を確認。すげェ~単純でした!!!。何だこりゃ…と言う感じ。板バネじゃん…。
20160228_MUCK_08_01.jpg
20160228_MUCK_08_02.jpg
ヘッドの蓋です。なんと、内側のネジはダミー…。何の役目もない。複雑な構造に見せる為のカモフラージュ???

ヘッドジョイントの装着

MUCKさんのWMDolls-オリエントヘッドジョイント
MUCKさんのWMDolls-オリエントヘッドジョイント
MUCKさんのWMDolls-オリエントヘッドジョイント
実際にヘッドを装着する時に、左右の向き変更時に抵抗が出るように考慮しました。
でも、実際はネジが固着するので、無くともOK。
経年変化でネジが摩耗したら、使用する事にします。
MUCKさんのWMDolls-オリエントヘッドジョイントやすらぎ + りりほほえみと共に撮影。あ~、かれんの首が長い。
MUCKさんのWMDolls-オリエントヘッドジョイントかれんヘッド装着。あ~、かれんの首が長い。


おまけ


20160228_MUCK_11.jpg
既存のヘッドを保管する為に、ついでに、ヘッドの台を作成。ウィッグの手入れにも使えます。
20160228_MUCK_12.jpgこのハートマークは何? りり、りりほほえみには付いていないけど、何?

(ハートマークの付いている「りり」もあるそうで、このマークが付く条件が謎ですね…)

製作工程の詳細な解説、誠にありがとうございました m(_ _)m

今回はボディ側の不良ネジのせいで、途中までしかネジが入らず、首長族になってしまいましたが、そのうち旋盤で深く切り込んだネジを作ってみる、とのことでした。

なお、先日の記事でも引用しましたとおり、シリコンとTPEの相性はよくありませんので真似される方は十分ご注意ください。
> シリコンとの相性はよくありません。エラストマー製のホールを長時間、
> シリコンドールに装着したままにしますとシリコンが変形または溶けます。
引用元:http://www.dollmate.jp/q_a/index.html


LEVEL-D付属のプラ板Dbrandをお持ちのイータさんからの情報ではTPEとシリコンを触れさせていると2~3時間で接触箇所からブリードが発生するそうです。LEVEL-Dのヘッド(シリコン製)はDbrand(TPE)ボディに公式対応していますが、お互いが接触しないよう、専用のプラ板が付属するのだそうです。(右写真:イータさん提供)

このプラ板があってもTPEとの接触面には玉のようなカスが出るとの話もあり、シリコンとTPEの組み合わせはまだ試行錯誤の段階なのかも知れません。


MUCKさんいわく、
■MUCKさんからのメッセージ一部引用
オリエント製と添い寝していて、がっかりするのは、硬さを感じてしまう所ですネ。
TPEはどこを触ってもプニプニなので、最近はTPEばかりが添い寝相手です。


とのことで、やはりTPEボディの柔らかさは魅力的な模様。しかし、TPEは細かい造形が難しく、シリコン製ほど精巧には作れないとも聞きます。可愛いシリコンヘッドとぷにぷになTPEボディ、そんな組み合わせを望むのも無理からぬことかと思います。
ぼくもぷにぷにボディと添い寝したいです(*´﹃`*)

等身大に限ったことではありませんが、ドール界隈は「ないなら作ってしまえ精神」が根付いているようで、ユーザーのパワーがすごいですよね。ぼくはそんな方々の偉業を紹介することくらいしか出来ませんが、こんなの作ってみたよ、ちょっと見てよ、なんて話がありましたら喜んでご紹介させて頂きますので、気兼ねなくお声がけください。

さて、ぼくはちょっとWMDolls 100cmにARTEアニメヘッドを載せられないかMUCKさんと相談し(文章はここで途切れている

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